ムーブメントなど難しいことはさておき、時計はやはり見た目・デザイン・第一印象だ!というお声がなぜか多い今日この頃、どうぞ、肩の力を抜いてお読みいただければ幸いです。
時計好きの皆さまが1本は持ちたいと思う、シンプルな高級時計。
各ブランド、モデルチェンジがそれほど頻繁ではなく、また、ミニマムなつくりだからこそ、細部の仕上げには職人の手作業の技が光ります。
今日は、そんなモデルの中で、世界の時計市場のスタッフが、口を揃えて、これは美しい!という声が上がる時計をご紹介します。
ヴァシュロンコンスタンタン 81180/000R-9159(X81R7625) パトリモニー

文字盤の質感が最高に良く、2針のみのミニマリズムが何といっても魅力の手巻き時計。
パワーリザーブは40時間ほどなので、使い始めに手巻きをし、フルに巻き上げれば2日弱動き続けます。
約7mmの薄さで手首への負担もありません。また、径40ミリは、ドレスウォッチとして適度なサイズ感です。
オーソドックスなソリッドバックにピンバックル。肌に馴染むピンクゴールド。
世界三大時計ブランドに数えられるヴァシュロンを代表するクラシカルウォッチです。
ヴァシュロのクラシカルウォッチは、国際会議などに出席するエグゼクティブたちの腕によく見受けられます。
ジラールペルゴ 49555-52-132-BB60 “1966” 40MM
こちらは3針デイト・自動巻きです。リーフ型の針に、ブラックとアプライドを織り交ぜた繊細なインデックスが特徴。

ケースエッジ、針の仕上げなど、シンプルなだけに目につくものですが、そこは流石スイス機械式の老舗GP。
また、長めにデザインされたインデックスに都会的なセンスを感じさせます。
この1966シリーズでは、元仏大統領サルコジ氏がアニュアルカレンダー付きモデルを愛用。
IWC IW356504 ポートフィノ・オートマティック

もちろん、IWCの18金ですので、100万円以上するのですが、一言で言えば、「高そうに見える!」時計です。
時計をはじめ、身に着けるものを選ぶ基準はそれがポイントだという方々もいらっしゃいますよね。
IWCは、「アイダブルシー」などと呼ばれますが、かつて「インター」と呼ばれていた頃からの根強いファンが大変多いブランドです。
また、6桁価格のステンレスモデルも多いため、年代層は本当に幅広いです。

ケースは10ミリ弱の厚さで薄型とまではいきませんが、3針デイトの自動巻では標準的と言えます。
やはり文字盤の質感です。ああ、きれいだな、いい時計だな、という印象。
今日は3点のみのご紹介ですが、まだまだ続きます!