時計のベルトやブレスレット、時々交換して楽しみたいけれど、大半の時計は工具が必要で、なかなか自分では難しいものです。
しかし、最近、工具不要のベルト交換構造の時計が少しずつ増えています。
身の回りのさまざまなものに広がっている、ユーザーフレンドリー。
最近のモデルからご紹介していきましょう。
工具不要構造:モーリスラクロア アイコン

2018年に発表されたアイコンオートマティックのシリーズ。
現在のモーリスラクロアの中では、もっとも人気のあるコレクションで、多くのモデルが品薄状態です。
動画のようにワンタッチでブレスレットが外れ、革ベルトなどに交換することができます。
ただ、革ベルトは付属していないので、バックルとあわせてご注文ください。
このアイコンシリーズは、価格にゼロが一つ足りないのではと思ってしまうほど、APのロイヤルオーク級のきれいな仕上げとしっかりとしたつくりをしており、モーリスラクロアの技術力と、そのコストパフォーマンス向上への情熱に驚かされます。
3針モデルで10万円台、クロノグラフでも20万円台の販売価格の実現は本当に驚きです。
もともとモーリスラクロアには、機械式時計愛好家で他にも多くの時計をコレクションされるお客様が多いので、この時計のお得感がよくわかるのでしょう。
品薄になる理由も大いに納得です。
工具不要構造:ピアジェ ニューポセション


爪で突起部分ををスライドさせてベルトを外します。
きれいなネイルを痛めたくない女性は、アイスクリーム用の木製スプーンなどでスライドさせるのがおすすめ。
このタイプは昔からさまざまなブランドで、時々見受けられますが、最近少し増えたように思います。
このポセションは、モデルによっては、スペアベルトも付属しており、ちょっとうれしい仕様です。
工具不要構造:ハッピー スポーツ 30mm クォーツ(インターチャンジブルストラップ)


四角い金属部分を持ち上げて外します。
ショパールのハッピースポーツには、さまざまなモデル展開がありますが、ワンタッチで交換可能なスペアラバーストラップが1本付属する、お得な「インターチャンジブルストラップ」シリーズがあります。
ちなみに、他のハッピースポーツは通常通り、工具が必要となりますので、ご注意ください。
ご検討材料のひとつにしていただければ幸いです。