300万円を切るトゥールビヨン

トゥールビヨンとは

機械式時計の「世界三大複雑機構」の一つ、トゥールビヨンはブレゲの発明であることはよく知られています。

出典元 https://www.breguet.com/
出典元 https://www.breguet.com/

地球には重量があるがゆえ、身に着けることで、精度を担う部分が影響を受け、姿勢差による遅れや進みが生じます。

それを解消するために、精度を担うテンプ部分を回転させ、重力とのバランスをとり、精度を安定させる機構を開発。

「トゥールビヨン=渦」と名付けられました。

限られた熟練技師が多くの緻密な部品を用いて行う超複雑な組み立て作業。

また、キャリッジ(トゥールビヨンを入れる籠)や周りには手作業による、美麗な装飾が施されることが多く、完成までの期間も長くなります。

ブレゲ 3357BR/12/986 グランド コンプリケーション トゥールビヨン

 

トゥールビヨン新たに登場した価格帯

 

このようなことから、トゥールビヨン搭載の時計は1,000万円を軽く超えるモデルがほとんど。

また、18金やプラチナといった貴金属をケースに採用するのが普通で、ステンレスやチタンなどのモデルは限られていました。

15年以上前ですが、一流どころでは、ブランパンの「2100」シリーズにステンレスのトゥールビヨンがありましたが、当時では、かなり珍しい存在でした。(ref. 2125)

「2100」シリーズ (ref. 2125)
「2100」シリーズ (ref. 2125)

そんな超高級時計と呼ばれる、雲上のトゥールビヨン搭載モデルですが、ここ何年かの間に、多くのブランドが、リシュモン、 スウォッチ、 LVMH 、ケリング、といった、ジュエリーや時計、ファッション界の世界の巨大グループに属することとなり、資本力を増強。

ムーブメント会社をも傘下に収め、各ブランド、自社製ムーブメントの開発が盛んになりました。

同じグループ内での技術の共有、また、共同開発ムーブメントの製作なども行われ、時計業界全体の技術が向上。

車業界とよく似ていますね。

そして、ここ数年、手の届く価格帯のトゥールビヨンが続々登場しています!

ユリスナルダン 1283-181-3/E3  マリーン トゥールビヨン
ユリスナルダン 1283-181-3/E3  マリーン トゥールビヨン

ユリスナルダン 1283-181/E0  マリーン トゥールビヨン
ユリスナルダン 1283-181/E0  マリーン トゥールビヨン

ユリスナルダンは、あの「フリーク」もいよいよお手頃価格で発売予定です。乞うご期待!

 

2針・3針【その1】

ムーブメントなど難しいことはさておき、時計はやはり見た目・デザイン・第一印象だ!というお声がなぜか多い今日この頃、どうぞ、肩の力を抜いてお読みいただければ幸いです。

 

時計好きの皆さまが1本は持ちたいと思う、シンプルな高級時計。

各ブランド、モデルチェンジがそれほど頻繁ではなく、また、ミニマムなつくりだからこそ、細部の仕上げには職人の手作業の技が光ります。

今日は、そんなモデルの中で、世界の時計市場のスタッフが、口を揃えて、これは美しい!という声が上がる時計をご紹介します。

ヴァシュロンコンスタンタン 81180/000R-9159(X81R7625)  パトリモニー

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ヴァシュロンコンスタンタン 81180/000R-9159(X81R7625)  パトリモニー
ヴァシュロンコンスタンタン 81180/000R-9159(X81R7625)  パトリモニー

文字盤の質感が最高に良く、2針のみのミニマリズムが何といっても魅力の手巻き時計。

パワーリザーブは40時間ほどなので、使い始めに手巻きをし、フルに巻き上げれば2日弱動き続けます。

約7mmの薄さで手首への負担もありません。また、径40ミリは、ドレスウォッチとして適度なサイズ感です。

オーソドックスなソリッドバックにピンバックル。肌に馴染むピンクゴールド。

世界三大時計ブランドに数えられるヴァシュロンを代表するクラシカルウォッチです。

ヴァシュロのクラシカルウォッチは、国際会議などに出席するエグゼクティブたちの腕によく見受けられます。

 

ジラールペルゴ 49555-52-132-BB60 “1966” 40MM

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ジラールペルゴ 49555-52-132-BB60 “1966” 40MM

こちらは3針デイト・自動巻きです。リーフ型の針に、ブラックとアプライドを織り交ぜた繊細なインデックスが特徴。

ジラールペルゴ 49555-52-132-BB60 “1966” 40MM
ジラールペルゴ 49555-52-132-BB60 “1966” 40MM

ケースエッジ、針の仕上げなど、シンプルなだけに目につくものですが、そこは流石スイス機械式の老舗GP。

また、長めにデザインされたインデックスに都会的なセンスを感じさせます。

この1966シリーズでは、元仏大統領サルコジ氏がアニュアルカレンダー付きモデルを愛用。

 

IWC IW356504 ポートフィノ・オートマティック

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IWC IW356504 ポートフィノ・オートマティック
IWC IW356504 ポートフィノ・オートマティック

もちろん、IWCの18金ですので、100万円以上するのですが、一言で言えば、「高そうに見える!」時計です。

時計をはじめ、身に着けるものを選ぶ基準はそれがポイントだという方々もいらっしゃいますよね。

IWCは、「アイダブルシー」などと呼ばれますが、かつて「インター」と呼ばれていた頃からの根強いファンが大変多いブランドです。

また、6桁価格のステンレスモデルも多いため、年代層は本当に幅広いです。

IWC IW356504 ポートフィノ・オートマティック
IWC IW356504 ポートフィノ・オートマティック

ケースは10ミリ弱の厚さで薄型とまではいきませんが、3針デイトの自動巻では標準的と言えます。

やはり文字盤の質感です。ああ、きれいだな、いい時計だな、という印象。

 

今日は3点のみのご紹介ですが、まだまだ続きます!